おうち時間におススメNetflixドラマ・映画5選
皆さんこんにちは!新型コロナウイルスの影響により、普段より家で過ごす時間が増えたのではないでしょうか。 そこで今日は外出自粛中の今でも楽しめる、Netflixオリジナル作品を紹介します。
①マリッジストーリー
こちらの作品は、2020年のアカデミー賞で6部門ノミネートされ、最優秀助演女優賞を受賞したことで話題となりました。主なキャストとしてスカーレット・ヨハンソンやアダム・ドライバー、最優秀助演女優賞を受賞したローラ・ダンらが名を連ねます。
題名はマリッジストーリーとあるので、メロドラマ的な展開を期待していると、いい意味で大きく裏切られると思います。この映画は、徐々に泥沼化していく離婚調停を描いた物語です。離婚のプロセスで徐々に心をすり減らしていく夫婦の様子や、弁護士のエゴで離婚調停が夫婦の望まない方向へ進んでいく様子がリアルに描かれています。離婚するまで関係が冷えこんでしまってはいるが、完全な他人とは思えないといった離婚する夫婦の複雑な感情までも映画から感じることができます。このリアリティ溢れる描写は、監督のノア・バームバックが離婚した経験を元に作られています。
また実力派揃いの俳優陣による演技も見どころです。特にワンカットで撮った、スカーレット・ヨハンソン(妻)とアダムドライバー(夫)による夫婦喧嘩のシーンには圧倒されます。王道のラブストーリーに嘘くさや違和感を覚える人には特にお勧めの一本です。
②ストレンジャーシングス
こちらの作品は現在3シーズンまで制作されているNetflixオリジナルドラマです。最新のシーズン3は、配信が開始されて4日で4000万アカウントが視聴しました。これは他のNetflix人気作品と比べても驚異的な記録です。まさにNetflixの看板ドラマ作品と言えるでしょう。
見どころとしてはシーズンを通じて成長する、キャラクターではないかと思います。メインキャラクター達は12歳のオタクグループ4人と超能力者の少女エルの5人です。彼らは裏の世界と呼ばれる場所からやってきた怪物たちとの戦いを通じて成長していきます。思春期ならではの悩みを感じたり、子供から大人へと成長していく様子を追体験できます。
また何といっても迫力満点の戦闘シーンが見どころです。エルの超能力で壁が吹き飛ぶシーンや怪物を倒すシーンはヒーロー映画をみてるようでワクワクします。映画のような派手な演出はストレンジャーシングスならではの魅力のひとつです。
この作品の時代設定は1980年代で、作中にも当時流行していた映画や音楽が登場します。またキャラクターの服装や小道具なども80年代を意識して作られています。80年代に少年時代を過ごした人は懐かしさを感じ、80年代を知らない世代には新鮮に映るでしょう。この1980年代を徹底的に再現した独特の世界観も魅力のひとつです。
Netflix一番人気のドラマシリーズといっても過言ではないので、Netflixに加入している方は是非ご覧ください。
③このサイテーな世界の終わり
こちらの作品は現在シーズン2まで制作されているNetflixオリジナルドラマです。一話20分弱でサクッとみられるのが特徴です。
人間関係がうまくいってなく、家庭にも学校にも居場所のない少女アリッサと、サイコパスを自認する少年ジェームズがひょんなことから家出をし旅に出るロードムービー。アリッサの思春期の少女ならではのフラストレーションとジェームズの無感情の対比が魅力です。旅の途中でふたりが起こした事件から物語が急速に進み、後半は一気にスリリングな展開へ。シーズン1のラストシーンは後半で高まった緊張が一気に爆発するような感覚です。何ともいえない暗い雰囲気とシュールなユーモアがこのドラマの独特の世界観生み出しています。是非ご覧ください。
④ノットオーケー
こちらの作品は2月にシーズン1が配信された新作のドラマです。また「このサイテーな世界の終わり」の監督とストレンジャーシングスの制作陣がコラボしたことで話題になりました。
まさに上で紹介した二つの作品を足して2で割ったような作品です。主人公である少女は、父親が自殺したことから母親とうまくいかずに苦しんでいる。そんな彼女がある日突然超能力に目覚めるというようなあらすじです。ラストシーンが衝撃的で、そのラストシーンのためにドラマ内に様々な伏線が張り巡らされています。なので一度見ても何度も楽しめる作品だと思います。この作品も一話20分弱とサクッとみられる作品なので、是非ご覧ください。
⑤セックスエデュケーション
こちらの作品は現在Netflixでシーズン2まで配信されている、Netflixオリジナルドラマです。シーズン1が配信されてわずか4週間程で、累計視聴世帯が4000万をこえた人気ドラマです。 タイトルからわかるようにこのドラマは主にティーンエージャーの性について扱った作品です。日本ではあまり語られないテーマを、ユーモアを交えながら真剣に考える作品です。
主人公の少年は性的な経験はないが、母親が有名なセックスセラピストであることから豊富な性の知識を持っています。そこで学校にセックスクリニックをオープンし、同級生の性の悩みについてアドバイスしていきます。
このドラマの特徴的なポイントとして、多様な性のありようを描くことがあります。ティーンエージャーならではの曖昧な性病に関するウワサなどを正すシーンもあれば、ゲイの性行為について考えるシーンもあります。 またセクシャルマイノリティーの問題だけではなく、ジェンダーに関する問題やドラック依存症問題など多様な社会問題について触れています。多様な社会問題に言及しながらも、内容は全く堅苦しくなく軽い気持ちでみれます。多様性を受け入れるように社会が変わりつつある、今、見るべき作品であると感じます。
いかがだったでしょうか。退屈なおうち時間も映画やドラマがあれば楽しく過ごせます。こんなご時世だからこそおうちで好きなだけエンタメを楽しんでみてはいかがでしょうか。